年金積立金管理運用独立 2019年度第3四半期の運用状況
2020年2月7日に発表されましたが、ニュースでは流れましたが、そのままスルーです。大きな損失が出たときはものすごく騒ぎ、この世の終わりでないか、年金が破綻になるのではないかと騒いでいます。冷静な目で見ていきたいものです。
高橋理事長がコメントを残しているように、2019年10月~12月分は、世界的に金利は上昇、為替は対ドル、対ユーロで共に円安が進行しています。
運用実績は、プラス4.61%となっています。
長期的な観点から運用を行い、投資原則・行動規範を遵守し、年金財政に必要な積立金を残すためにしっかりと受託者責任を果たしてまいります。
期間収益率4.61%は、この期間7兆3,613億円ふやしています。(うち利子・配当収入は8,953億円)
2019年度第3四半期末の運用資産額は、168兆9,897億円
2001年度からの収益率 | +3.21% | 年率 |
2001年度からの収益額 | +75.2兆円 | 累積 |
ちょうど一年前の2018年度第3四半期の運用で、14兆8,039億円の損失を出しました。
このときは、国内外の株式市場が大幅に下がったので仕方がないと思います。