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生命保険契約照会制度について

2021年9月16日

生命保険契約照会制度知っていますか?

令和3年7月1日からスタートしました。

死亡した方がどの会社の保険に加入していたかを一括して照会できる制度です。

現在、親で暮らしている可能性もあります。どのような保険に加入しているか分からないときは、各保険会社に問い合わせていました。

 

それが、生命保険協会に窓口が一本化されたことにより、亡くなった方の保険の加入状況の把握が容易になります。
亡くなった方の法定相続人が行うのが一般的です。

どんなときに調べてもらえるか?

1 死亡した場合

2 認知症による判断能力の低下時

3 自然災害などによって保険契約の有無が分からなくなった時

どこまで調べてもらえるか?

生命保険の加入の有無。生命保険協会で取りまとめて、回答してくれます。

それ以降の内容については、各保険会社に問い合わせることになります。

費用は、1照会あたり、3,000円(税込み)かかります。

回答イメージ

助かりますが、郵送物からも分かるかも?

この制度、書類が多いので、自然災害で自宅が無くなった場合等以外は、郵送物からどの保険に契約しているか分かるかと思います。
今、1年に1回報告書も送られてきます。
また、通帳からも引落から保険会社が分かるかも。

あったら、いいなぁという制度

もし、銀行でも同じようにどの銀行の支店に口座があるか調べてくれるとうれしいです。

私も、職場の給与振込銀行や必要時に作った口座。たいてい使っている口座は二つぐらいに落ち着いていますが、以前作った通帳やカードが紛失したり、そのまま持っているのもあります。お札は引き出したのでが、1,000円以下のままのものはそのまま。

全国銀行協会では、東日本大震災に係る被災者預金口座照会制度の創設(平成24年2月29日で終了)

銀行でもどの銀行かあるか調べることが出来たら、相続の時に計上漏れ等無くなると思います。
引越等があるので、マイナンバーカードで紐づけしないと難しいかと思います。

 

 

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