万が一のために保険に加入すべき
私は、この「万が一のために保険に入ったほうがいい。」確かにその通りだと思います。
このことに関しては否定はしません。特に借入金や負債がある場合においてはそう思います。
でも実際には、医療にかかった時や退院時に現金が必要になってきます。医療保険では退院時の支払いに間に合わないことをあります。(病院によってはクレジットカードでの支払いも出来るようになっています。)それよりも、その場面に出くわしたときにどのように行動をしたら良いか。とっさに出来るようにする。
頭の中でシミュレーションすべきだと思います。
私も、事務所の慰安旅行を計画するときにもしこの行程が駄目だった場合や雨が降った場合などある程度起こるべき可能性を考えてプランを作成します。
なので、そのときの状況に応じて臨機黄変に行っています。
生命保険の話をするときは、「会社で加入する生命保険」と、「個人で加入する生命保険」では目的が違ってきます。
当然、会社でのリスクは会社の保険でなんとかしなければなりません。
保険会社は、お客様に加入してもらうことによって自分の給与が増えるようになっていますので、自分たちに関係のある情報のみ伝えます。
入院するにしても、あらかじめ分かっていた場合は70歳未満でしたら社会保険事務所にいって、高額療養費の限度額申請をしておけば保険適用範囲内では限度額以上の支払いを求められることはありません。個室は保険適用に該当しないので支払いが出てきます。病院によっては、クレジットカードでの支払いも出来るので現金を下ろさなくても支払いは大丈夫です。それに今入院日数もものすごく短くなっています。
子どもの医療費はあまりかからない。
大阪市ですと、子供は小学校卒業まで親の所得に関わらず、最大1回500円 月2回まです。入院と通院、歯科と歯科以外(同一機関でも)では別のみなして計算します。中学校から高校卒業までも、高額の親の所得制限がありますが、同じようになります。
ちょっと前までは、小学校まででしたが今では高校まで伸びています。
小さいうちは、学校で体を鍛えたり柔軟性がありあまり病院に行くというイメージはありませんね。
それよりも、小さいうちは自分の行動で周りにけがをさせてしまう可能性の方が高いとおもいますので、家族で賠償責任保険に加入することを強く勧めます。
自転車保険に付随してついていたりします。
相手の変化に気づくこと
病気になっても早期に発見や対応を取ることが出来るか?
心筋梗塞や脳梗塞は、時間との勝負です。
心肺停止の場合は、心臓マッサージが出来るか。AEDを使うことが出来るか。
これも、2018年に大阪マラソンに出るときにAEDの研修にも行きました。私が行ったのは、大阪ライフサポート協会のPUSHコースで初心者対象のコースでしたが、心臓マッサージではかなり強く押さなければならないことが分かりました。また周りの人に手伝ってもらうために具体的に「そこの青いブラウスの方、救急車を呼んでください。」「そこの眼鏡をかけている方、AEDを持ってきてください。」と伝えることが出来るかです。
この講習を受けるとAEDがどこにあるかを意識します。マンションのロビーや体育館の中や駅などであります。
宮崎市江南4丁目の市立江南小学校で心肺停止に陥った児童を救助したとして、市は9日、同校の教員6人に感謝状を贈った。教員たちのとっさの連係で児童の命をつなぎ留めた。 【写真】感謝状を受け取った久木元教諭と吉瀬養護教諭。119番と男児への呼びかけを担当した。 感謝状を受けたのは、江南小に勤める久木元成行(まさゆき)教諭、別府貴裕教諭、隈本加津美教諭、黒木静香講師、田上政宏講師、吉瀬恵子養護教諭の男女6人。 学校によると、9月24日午後0時20分ごろ、教室で給食の食器を片付けていた男子児童が突然倒れ、心肺停止の状態になった。児童は心臓に疾患があった。 「田上先生、来て下さい!」。担任の別府教諭から大声で呼ばれた田上講師は隣の教室から駆けつけ、心臓マッサージを始めた。異変に気付いて現場に来た黒木講師は玄関までAEDを取りに行き、久木元教諭は119番通報。クラスメートの1人は教室の電話から職員室に事態を報告した。 AEDが到着すると、隈本教諭が児童に電極パッドを装着し、電気ショックを与えた。田上講師が心臓マッサージを再開し、吉瀬養護教諭が児童の名を呼びかけていると、意識が回復。男性教員が児童を担架で運び、救急隊に引き渡した。約15分間の救助劇だった。 児童に後遺症はなく、現在も通学しているという。市消防局によると、心肺停止になった人に救命処置をしなかった場合、生存率は約3分後で25%。救急隊が現場到着に要する平均時間の約9分後には10%まで下がるという。
11月10日(火)朝日新聞 ヤフーニュースより
今、隣の女性にこの話をしたら、自動車免許を取るときに心臓マッサージやAED講習は必須とのことです。
この意識するかはどうかは、自分が日ごろから気を付けていないと見逃してしまいます。
脳梗塞は、顔が引きつったり、呂律が回らかった時は注意が必要です。
脳梗塞は、時間との勝負です。脳につまった血栓を溶かす。
以前、事務所の研修のとき聞いた話ですが、血栓を溶かすのは、「t-Pa」です。大阪市住吉区でしたら、阪和記念病院と大阪府立緊急病院です。
もし、普通に倒れてしまった場合は脳梗塞の可能性を疑い、救急車を呼びこれらの病院にいきましょう。
時間との勝負です。
がんは早期発見が大切ですが、今日見つかったからといって今日亡くなるもではありません。
万が一に亡くならないように、対応できるかどうか。
亡くなった場合
亡くなった場合は、葬儀をどうするか。決めなければなりません。葬儀代は葬儀が終わった数日ぐらいには支払わなければならないので事前にお金を準備しておかなければなりません。保険金が下りるまで支払いをストップしてもらえるかは不明です。私の父親がなくった時は、葬儀の翌日から母親と一緒に入院費や葬儀代の支払い、市役所に埋葬費の請求や除籍謄本の取得、社会保険事務所へ手続きに行きました。
保険金もすぐに出るか分かりませんが、私もお客さんの手続きで手伝うことがありますが、生命保険会社に書類を送ってもらい、記入して、保険会社に郵送するので早ければ5日ぐらいで入金になるかと思います。よく1週間ぐらいみておけば大丈夫です。
亡くなった事実が分かれば、銀行は口座を凍結しますので、事前にある程度の必要な資金を引き出すことが大切です。(万が一に備えて)
これは相続財産になりますのでメモは取るようにしておいてくださいね。
保険会社はこのように言うが・・・
保険会社の方は、パターン化してつまらない。このように言ったら、このように返答する。情に訴える。
万が一社長が倒れたらどうしますか?困りますよね。
そうですよね。確かに困るけど。男性の場合64歳まで9割の方が生きています。
私が注目するのは、自殺です。自ら命を落としていることです。若者や芸能人ばかり目がいっていますが、本当は55歳から60歳の方の自殺は多いです。
ガンの方がその年代は亡くなる原因の1位なのでそうなってしまいます。
理由はいろいろあるかと思いますが、
本当は社長が倒れるよりも、会社が売り上げが減少して回らなくなる可能性の方がよっぽど高いです。会社経営で30年続けば立派です。
また、離婚や浮気などで別の意味で大変になってきたりします。
あと、旦那さんが亡くなったら、奥さんは働らくから大丈夫ではないかというと。保険会社の担当者は、子供が小さいから働けないと言ったりします。
選択権は、その家族にあり。生きるリスクの方が大きくなっています。簡単なライフプランを立ててみたらどうでしょうか。
時系列でみる
予兆:
予兆に気づくか?たとえば男性は女性が髪を切った時に気づくだろうか?1センチはなかなか分からないかもしれないけど、染めたり短くした場合は一言「髪切った?似合っている。」と言おう。
人に関心を持つことが重要だ。何かしゃべり方がおかしい、顔を引きつっていないか。咳が多くないか。急激に痩せていないか?
もし、体調が悪ければ早めに検査を受けに行こう。
入院:
救急車を呼ぶ場合もあれば、自ら病院に行き即、入院になることもありえます。
当面の生活資金:
生活費の2ヶ月ほどの資金を用意しておきましょう。入院保険金も、退院した領収書や診断書が必要となってきます。診断書は費用がかかります。もし会社に働きに行けない場合は、傷病手当の手続きを取りましょう。
1年半までは傷病手当金が支給されます。(国民健康保険や一部健康組合を除く。)
今後:
復活に向けてリハビリ等に励む。
これらは、病気を想定して書きましたが、あまり語られないのが、「離婚」や「うつ」や「失業・退職」も多くあります。
離婚した件数は、おおよそ20万件。二人が分かれるので40万人に影響します。
場合に保険金が出るのはありません。