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あびこのFP

管理会計が分かると、どのように儲けているのか分かってきます。

2020年9月20日

管理会計を身近に KPIとは?

管理会計といえばどのようなイメージをお持ちでしょうか。

財務諸表の数字を扱う専門的で難しいもの」というイメージをお持ちではないでしょうか。

しかし、管理会計は財務諸表の数字を扱うものだけではありません。もっと身近なビジネス活動を数字に変換し、経営判断や現場のオペレーション改善に役立てるという意味合いのものもあります。今回は管理会計をより身近に感じていただけたらと思い、少し身近な意味での管理会計の一つをご紹介します。

この手法にとってまず重要となるのは、管理・改善のために
何を測定して「見える化」するのか」ということです。

ここで測定を行う指標はKPI(重要業績評価指標)と呼ばれます。このKPIは時と場合、業種や目的に沿って全く異なるものを設定することになります。最終目標を達成するために必要なプロセスを評価する指標です。

mochi
追記:Key Performance Indicator の頭文字をとって KPIと呼ばれます。

このKPIの指標の前に、「KGI」と「KFS」が重要となってきます。

 

KGIとは、「重要目標達成指標」 「Key Goal Indicator」の頭文字をとった言葉です。
企業が、最終的な目標を達成するために、目標達成の度合いを評価する指標です。

 

例えば小売りの会社で考えると
KGI 重要目標達成指標 経常利益 3000万円
KPI 重要業績評価指標 新規顧客数 1000人

この数字でこの経常利益が達成するか分からないですが、あくまでも一例です。

利益を達成するためには、購入者数を増やす、購入回数を増やす、客単価を上げる、購入頻度を上げる

KPIは、ひとづだけとは限らない。

少し身近なKPIの例をご紹介します。

良好な夫婦関係の持続を目標(KGI)とした場合、KPIとして「1カ月で一緒に食事をした回数」、「プレゼント数とその平均金額」等が考えられます。これらを継続して測定していく事で、「プレゼント数とその平均金額」よりも「1カ月で一緒に食事をした回数」の方が二人の良好な関係に寄与するという事が分かるかもしれません。

KPIは、ひとづだけとは限らない。

また、夫婦でなくカップルの段階であれば、良好な付き合いを目標(KGI)に対して「プレゼント数とその平均金額」や「LINEの送信回数」が有用なKPIになるかもしれません。

目標に関連するKPIを発見すれば、それを継続して遂行・測定・管理し、今後のオペレーションの改善につなげていくことができます。

 

前述は個人的趣味の様な例となりましたが 😆
夫婦関係といっても、子供がいる世帯といない世帯でも違ってきます。

子どもがいる家庭は、子供中心の生活になりますね。また、夫婦とカップルではお金の使い方が違います。

拡大戦略のIT企業であればユーザー数確保の為に「(無料のものも含む)コンテンツ数」

営業会社・部門であれば「一カ月当たりの顧客への訪問数」等をKPIとして測定・管理していくことも考えられるでしょう。

 

mochi
有効なKPIは、その企業・部門、置かれている状況等で異なります。

経営者や幹部が現在の会社の戦略・目的に沿ったKPIを自ら考案・設定し、そのステージに応じて変化させていく事が重要となります。設定の際はすぐに関連性が分からなくとも、継続して測定を行ったり、他のKPIの設定を試みる等してデータを蓄積していくことが必要です。

指標の作り方

簡単な流れ

  • 目的を明確にする
  • KGIを決める
  • KGIの達成のためのカギは何かを考える
  • 目標達成のカギを踏まえて、KGIにつながるKPIを設定する

仮説と検証

この言葉、好きです。ピーター・ドラッカーの「マネジメント」を読んで心に残っています。

一度有効なKPIが設定できれば部門や現場ごとでKPIの遂行を徹底し、結果をチェックするといったPDCAサイクルが出来ます。

ポイント

P Plan(計画)

D Do(実行)

C Check(評価)

A Act(改善)

この繰り返しを行い継続的に改善することをPDCAといいます

 

現在、勘のみに頼らない羅針盤をもった経営を行うための事業計画の重要性がよくクローズアップされています。

事業計画作成ポイント

「戦略の明確化」、「戦略の事業計画数字への落とし込み」という手順に加え

「事業計画数字を達成する為に各部門・各社で守るべきKPIの設定」を考えてみるのも有意義かもしれません。

 

 

もし私が働いているマークスでやるとしたらどうなるのだろうか?

事務所代表がかがげている「黒字決算、書面添付、申告是認」数値化するということにはならないでしょうか。
仮に所内で数字が出ていてもこのような外部には報告することはできませんが・・・

書面添付を行えば、必然的に調査の件数が減ります。確かに昔と比べると書面添付をしている企業には税務調査があまり入りません。黒字決算を行うことにより、未来的な戦略を立てることが出来ます。

当たり前のことを愚直に行う。それに尽きると思います。

このホームページもSEO対策して検索数を確認しています。

 

レンタルサーバーは、エックスサーバーを使っています。
WordPressで作っています。ソフトはアフィンガーを利用しています。
2020年1がつから本格的に作り始めています。

どの記事が読まれているか確認しています。

本当は、継続的に作成していきたいのですが、複数のHPを作っており、偏りが出てきてしまっています。



ブログは、このブログを含めて3つ作成しています。このドメインはエックスサーバーの中にドメイン無料で行っています。

もう二つのブログは、こちらのサイトで取得しました。



日々、数字の記録をしてどのように変化していっているのかを考えて行っています。

好きな経済学者にピーター・ドラッカーがいます。「仮説と検証」です。ピータードラッカーの本で「マネジメント」を購入しましたが、「もしドラ」のように簡単には読めないです。ただいつも意識は、「仮説と検証」を行っています。記録を残し、変化を見ています。

 

 

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