持ち家と賃貸どちらかお得か?
難しい質問です。住まいも1軒家とマンションでも違います。
転勤や家族の人数によって移動を考えるかによっても違ってきます。
持ち家でも次に売却することを考える時にどのくらいで売れるのか?
チラシで毎月のローンはこれだけです。住宅ローン控除で戻ってくるのはこれだけ戻ってくる。
住宅ローン控除の控除は限度がありますし、控除は所得税が上限(一部の方は住民税の戻りもあり。)
マンションの場合であれば、管理費の支払いもあります。家を購入したら固定資産税の支払いもあります。
時間が経てば、修繕費もかかってきます。
まずは、未来がどうなっているのか?
私が、勧めるのは、100年マップです。自分の年齢や親の年齢、そして子供年齢の時系列表を書きます。目安として100年です。
こうすることにより、親が亡くなるときに何歳になるのか。子供の教育費関係がかかる時期の確認、仕事の引退時期を考慮して考えるべきです。
これをもとにローンの返済や家賃の支払いがいけるかどうかを考えます。
参考:相続税を考えるときは、、過去の時系列をみてお金の流れに違和感がないかを考えます。名義預金であるかどうかの確認をします。
未来の確認も必要
やはり、子供の教育費
大学進学時に自宅から通うのか。寮あるいは部屋を借りるのか。
車の所有(年を取っていくと運転のリスクが伴います。場所によってはどうしても車がなければ生活が出来ない場所もあります。)今では都市ではカーシェアがあります。あびこでもタイムズでよく見られます。
勤務先への交通手段(転勤や家を郊外に持った時の移動距離や移動時間の負担は)
親の介護のときはどうするか。(同居、近くに住むのか。)
補修費(新築や中古に限らず、いつかは必ず問題が発生します。)
テレビでもシェアリングの特集をやっていましたが、住宅のサブスクもあります。
それが定額全国住み放題
もし、独身で働く場所に制約無い方にとっては面白いかと思います。お客さんでも民泊をやっている方がいますが、ホテルよりも広くて快適といって利用する方もいます。
家の購入にかかる費用
購入物件価格(ローンの場合は毎月の返済額)
物件価格のおおよそ3%の仲介手数料
銀行融資を受けるときの保証料
登記をする費用(登録免許税)
不動産取得税
家の保有には、固定資産税や都市計画税
長期の保有をしている修繕費
マンションの場合は、管理費や修繕積立金
駐車場代(マンションや自宅に駐車場がない場合)
賃貸にかかる費用
契約時に仲介手数料
敷金及び礼金
家賃保証会社への保証料
駐車場料(車所有の場合)
引越しの回数
契約更新時の更新料(昔、京都で更新料が問題になったことがあり、今ではあまり見たことがありませんが)
家賃(家賃が購入より高くなるのは、家主が固定資産税や修繕費を負担しているのでその分上乗せしているからです)
チラシを見ると
物件価格のローン返済額のみで、諸費用が意識されていないのではないかと思います。今では、インターネットで賃貸や購入の値段が表示されているので昔と比べて相場というのが分かるのではないでしょうか。
また、賃貸では子供の独立とともに引っ越してコンパクトの物件にすることも出来ます。購入においも売却してその資金で賃貸にする方もいます。
いろんな方を見ていますが、当初の思いと違うことはよくあります。
モデルハウスを見ると、ものすごくいい雰囲気になりますが、実際に荷物を入れるとたいぶ手狭になります。また、賃貸物件は特にクローゼットや押入れが小さいので荷物を選ばなければなりません。