「誰が稼いでいると思っているのか?」
こんな言葉、夫婦喧嘩で投げかけたことはありませんか?私は、一度もありません。
この言葉、NGワードということを知っているからです。逆にこの言葉を言ったらもっと泥沼化になってしまいます。
結婚生活や子育ては一緒に協力してやるものです。
専業主婦の労働力がいくらになるか?は、以前から話題になっていました。
下の資料は平成19年の資料ですが、専業主婦の労働力は、年間1,520万円です。
旦那の給料だけでは、払うことが出来ません。この数字をどう見るか?
もし専業主婦の年俸を出すとしたらいくらになるか?根拠は?
アメリカの雇用情報を提供する米サラリー・ドット・コム社は5月3日(平成19年)に以下のような記事を出しました。
炊事洗濯から育児までこなす専業主婦の働きは裁判官並みの年俸13万4121ドル(約1520万円)に相当―。主婦の作業時間は、週91.6時間、会社の平均就労時間の2倍以上の激務で、保母、料理人、家政婦、運転手など主婦がこなしている主な役割10項目についてそれぞれの作業時間から得られるべき賃金を積算した。職業を持つ母親については、週49,8時間、年俸8万6000ドル(980万円)の受給資格が有るという。
平成19年には、雑誌やテレビで主婦の対価はという話題が取り上げられます。
1時間当たりに換算すると約3,200円の対価です。この対価はプロに頼んだ場合の対価です。支払う金額となります。
労働力はそのくらになりますね。
会社でもそうですが、従業員の場合1時間の請求対価とそれに対してもらう給与は違います。
日本でも調理代行業、掃除代行業などかなり認知されてきました。
対価も1時間あたり3,000円前後が一般的です。(内容にもよります。)
その当時からお手伝いさんやダスキン等の業者があったのは知っていましたが、今よりも普及していなかったと思います。
もし妻が家事の代行業にアルバイトに行ったら
仮に時給を1,000円とすると1,000円×91.6時間×52週=4,763,200円になります。
まぁ1日13時間労働になりますが・・・
(ちなみに、大阪府の2019年の最低賃金は964円です。)
10年前の2010年は779円です。
大阪府の過去の最低賃金の推移について
https://saichin.net/?p=27
育児・家事は簡単ではありません。特に育児に関しては自分の思っているとおりに動いてくれないことが多々あります。
ホームページでこれだけ家事の代行業や掃除の代行業の仕事が成り立つようになってきたのだから。
専業主婦は、お金を稼がないのでなかなか評価されないですが、そんなことはありません。
実際、家事をやってみたらよく分かります。ものすごく大変です。
よって、ここで経済のトレードオフが成り立ちます。
主婦が外で働きにでて、1週間のうちの何日かを家事代行業に頼むというやり方もあります。
お互いがそれぞれの得意分野でやることは素敵なことだと思います。
お勧めの家事代行業は雑誌でも取り上げられている「タスカジ」がお勧めです。
タスカジのホームページを見ましたが、おいしそうな料理が載っていました。またレビューも書いてあるのでどんな人柄なのか分かります。
システムがしっかりできていると思います。
最近は、家庭の在り方が変わってきたような気がします。
家事代行業には、食事作り、掃除、ベビーシッター等でそれぞれの得意分野があります。
ちなみにわが家はこのタスカジを使ったことがありません。過去にエアコンの掃除を頼んだことはありました。
料理に関しては、長男が料理を作るのが好きで率先してやってくれます。
(ピザは生地から作り、ラーメンはチャーシューを豚肉の塊から作り、メンマはタケノコの水煮から作ります。)