過去のレターより

レターより 平成15年11月

2003年12月11日

過去のレターを加筆修正しています。

担当者からのレター  vol.22 平成15年11月10日発行

 

今年も残すところあとわずか!!あっという間ですね

今年度を振り返ってみると(まだ終わっていませんが)自分自身を見つめなおす良い時期だったと思います。
今までは自分の意見を変えずに、突き進んで人の意見をあまり聞かなかった自分がいます。いわゆる自己中心的、利己主義!!

人の意見もだいぶ取り入れるようになりました。なんとか、人の話を聞くという訓練をして、前よりもだいぶ人の話を聞くようになりました。
人から見たらまだまだですが、意識していきたいですね。

 

「社風」を改善しよう !

社風とは、ある会社を初めて訪問したときに、目には見えないが肌で感じる独特の「臭い」のようなものがあります。
この臭いあるいは雰囲気を「社風」といいます。

社風または企業風土とは、その会社に属する社員等が醸し出す独特の雰囲気のようなものです。この社風は、一朝一夕にできあがったものではなく、長い歴史の中で培われてきたものです。

 社風を作り出すのは全社員

社風に最も影響力のあるのは社長です。特に中小企業の場合、社長の性格や考え方が色濃く反映され、社員の行動や発言などに大きな影響を与えます。だからといって1社長の影響力は100%ではありません。会社は幹部を含めた社員で構成されているからです。全社員の人間関係や人間模様から社風は形作られます。みなさんの会社の社風はどうでしょうか? また会計事務所の社風も皆さんの目からどのように写るのでしょうか? こっそり教えて下さい。

 

 11、12月のその他の話題

11月9日 CFP試験 (残り1科目 金融資産運用)

12月初旬 事務所忘年会

12月20日 事務所出勤日(土曜日)

12月27日 事務所大掃除

諏訪湖ハーフマラソンの結果は1時間52分2秒 10月26日 諏訪湖にて6000人も参加。後ろの方からスタート。
並ぶのが遅かったため。実際のスタート地点からのネットタイムが1時間48分24秒 1,978位

しかもスタートして5Kmぐらいまでは団子状態でゆっくり走っていて前になかなかいけませんでした。「うわぁ~走りにくい。邪魔だ」と思いながら走っていました。

走っているときは、頭の中でゴールの予想時間を算定しながらこのペースでいくとだいたいこのタイムでつくと計算しながら気持ちよく走っています。
しかし、15Kmぐらいのところから急にペースダウン。あれ足が上がらない。しんどい。

どんどん後ろの人に抜かされていく。途中で抜いていった人にまた抜かされている。

くやしいですが、今のレベルです。自分の走っている姿を思い浮かぶイメージと実際の体の動きが違う。分かりやすたとえると、100m走を全力で走ってみたときに足がもつれるという感覚でしょうか?

来年もぜひ参加したいですね。そのときはもうちょっとはやく走りたいです。

 

経営の話 (問題が起こる前に傾聴!!カウンセリングの基礎知識 )

 

さて質問 もし、好きな人が出来たらどこに座らせますか? どのように接しますか?

 

 

 

 

答えとしては、AかBです。この空間は情の空間と言われています。

Dが理性の空間と言われています。(討論するのにいい空間ではないでしょうか)

もちろん、A、Bに座ったからといって失礼な発言はしないように。

 

補足 前に本で読んだことがあるのですが、「心理的距離」という言葉があります。

( 連載 続FPのための「パフォーマンス学入門」の資料より  佐藤綾子先生)

心理的距離

家族などの親しい人 59センチ前後
友人 70センチ前後
電車の中 95センチ前後
街の中 113センチ前後
ちなみにアメリカ人の親しい人同士 46センチ前後

 

一方で「公的空間」つまり街の中などでは他人に対して113cmしかとらないのに対してアメリカ人は366cmです。もしこの範囲内に見知らぬ人が入ってしまうと緊張感を持つそうです。

 

「相手と親しくなりたい」という気持ちを「親和欲求」と呼びます。

これについてはイギリスの心理学者アーガイルが発表したのが「親和葛藤理論」です。

その中に、おもしろい実験がありどのような相手に親しさを表現するのかという4つの変数によって測りました。

  • スマイルの増加
  • 距離の接近
  • アイコンタクト(見つめ)の増加
  • 親密性のある話題

4つ全てが適度な度合いを越して使用過剰になれば、相手の心の中にこれ以上親しくはなりたくないという葛藤の気持ちが起こります。

相手を観察しないとなりません。では、目の動きはどうするのか?

 

目を合わせる、じっと見ているのは駄目ですね。

目のあたり ⇔ ネクタイのあたり をゆっくり上下するのがいいですね。

やってはいけないことは、時計を見る、カレンダーを見る、通った人を見る

なぜかというと、相手が無視されていると思うから・・・

逆にいうと、話を終わらせるときには有効か?! (相手に失礼がないように)

傾聴というのは、耳と目で聴くこと よく相手の話を聴こう

 

まず重要なのが 否定しない、受け入れる

感情的な表現をする。たとえば、「声にする」 「別の言葉に言い換える」

自分の感想は言わない。同じことを言います。受け入れること

セミナーで聞いた例なのですが、父の介護をして疲れていることを話していた女性に対して、クライアントがこのように発したとします。 「やさしいんだね」と逆にその女性は怒ったそうです。介護を行っているその女性は、本当は逃げ出したいという気持ちをもっていたそうで、自分のことをやさしいとは感じていなかったのです。つまり、話の途中で自分の感想を言ってしまったのでこのようになってしまいました。

 

最初はすべてを受け入れる。そして、指示する

明確化する

そして質問

さらに奥に深めるための質問「もう少し詳しく話しかけてみませんか?」

「何をしてなさるんですか?」

 

このへんうちの所長はすごいですね。どんどん質問をしていきます。なかなかこちらが聴けないようなことまで聴くので

最後にまとめる。

最後に要約 カウンセリングの基本

話の割合は 7 : 3 です。  もちろんカウンセラーが3の割合です。

「問題を解決しないといけない」と思わないこと

そう、自分のことは自分が一番良く知っている。それを引き出してやるのです。

傾聴こそがカウンセリングの基本です。

 

人間は自己成長力をもっている。僕も補佐的に関与先のお手伝いが出来ればいいなぁと思っています。

 

担当者の話 (ハッピーコール)

 

10年前から、家族の誕生日には、「おめでとう」という電話をお互いにするようになりました。僕が大学で大阪の方に来てからこのような習慣ができました。このことが自分では当たり前となって、友達や後輩の誕生日にはメールや電話をするようになっています。お金があれば食事をご馳走したりしていました。

今回、11月5日は一番下の妹の誕生日でした。

旦那と食事に出かけ、そしてVUITTONの鞄をもらったそうです。このプレゼントっていつまで続くのだろう? 皆さんは今でもプレゼントもらっていますか?

今回の記事は カウンセリングスキル

10月11、12日と大阪国際会議場でFPフェアに講演を聞きにいきました。本当に参加してよかったです。

今回は、営業スキル、カウンセリングスキル、相談能力スキルをメインとして聞いてきました。さすがに2日間は疲れてしまいました。

(途中で寝てしまった講演もありました)

2日間で伸べ5,000人が参加(同じ人が2日間参加していますので、実際はもっと少ないと思います。)

実をいうと上の記事はそのときの講演「カウンセリングスキル」についての要約です。その附属資料を添付しときます。

前からコーチングやこのカウンセリングに興味がありました。傾聴すること、質問すること これは簡単ではありませんね。これは何も仕事だけではありません。

友人関係や家族関係にも必要ではないでしょうか。

最近、親が小さな子供を殺す事件、逆に子供が大人を刺し殺す事件が相次いでいます。もう一度家族のコミュニケーションを見つめなおしてみませんか?

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