年金

電子申請(社会保険・雇用保険関係)が主流になってくるかも?

社会保険や雇用保険の手続きは、インターネット経由が便利

 

事務所では、ニュースや新聞が回覧されるのですが、確定申告や新型コロナウイルス感染でのお客さんとのやり取りでニュースや新聞等を読む時間がなかったのですが令和2年4月から新サービスが登場しました。

く調べてみると2020年4月より資本金が1億円を超える法人の社会保険や雇用保険手続きは、電子申請が義務化されます。
よって、電子申請するときにhttps://www.e-gov.go.jp/で手続きをしないとなりません。

こちらは、電子署名が必要となってきます。

 

今回紹介するのは、電子署名が必要ない電子申請です。

「電子申請」とはインターネットを利用して申請・届出をする方法です。

お客さんに質問されたときは、よく分からなかったですが資料を読んでみるとお勧めします。

条件としては、ネット環境があるパソコンを所有していることです。

最初の設定手続きは必要ですが、それ以降は楽になります。

お客さんに使って欲しい届出書は今年の7月に算定基礎届と賞与支払届が使えそうです。

最大の理由は時短・コスト削減につながるインターネット経由が便利です。

 

ココがポイント

インターネットを経由するため、いつでも、どごでも申請することが出来る。

申請するために、移動したり郵送する必要が無いため、書面やCD・DVDで行う申請に比べてコストが掛からない。

今までの申請手続きでは

お客さんは社会保険事務所から送られてくる資料に手書きで書くか、パソコンで印刷をして会社の印鑑を押して提出していました。

 

このお知らせは、令和2年2月に事業主に届いた資料から書いていますが、電子申請にご利用頂ける「GビスID」とは、ひとつのアカウントで複数の行政サービスにアクセスできる認証システムです。

電子化は間違いなく進んでいます。平成16年から電子申告が始まった時は、なかなか普及するのに大変でしたがある一定のレベルまでいけば加速的に増えていきます。

この申請手続きも時期に普及していくと思います。

「GビスID」で社会保険等の手続き以外にも使えます。

補助金申請システム 「Jグランツ」 令和元年12月から稼働中です。

会社の情報や過去の申請情報が自動で転記されるので、入力の手間を省けます。

「GビスID」を利用してログインするため、書類の押印が不要になります。

 

「GビスID」のご利用方法

https://gbiz-id.go.jp/top/

 

「GビスID」のホームページから「gBizIDプライム作成」のボタンをクリックして行います。

持続化給付金※の申請にgBizIDプライムアカウントの新規取得は必要ありません。
持続化給付金で、法人さんの入力を見ましたが、ネット環境があり、法人の通帳、確定申告書の別表1、事業概況書と50%以上落ちた月の帳簿等を添付すれば大丈夫です。

必要書類は、作成した申請書と印鑑証明書を「GビズID運用センター」に送付

申請が承認されると、メールが送られてきます。(審査に2週間程度要します)
新型コロナウイルスの関係で申し込みがあるため3週間ぐらいかかります。

メールを記載されたURLをクリックして、パスワードを設定したら手続き完了です。

自分の勝手な想像ですが、ネットバンキングをやるような感覚です。

 

申請データ(CSV)の作成と申請

「届出作成プログラム」または自社システム、労務管理ソフトで申請データを作成を行い、電子申請をします。

「GビスID」を用いた社会保険、雇用保険の電子申請の対象となる届出は次の通りです。

社会保険では

資格取得届出

資格喪失届

算定基礎届 (4月から6月の給与をベースに計算します)

月額変更届

賞与支払届

被扶養者(異動)届

国民年金第3号被保険者関係届

雇用保険では

資格取得届

資格喪失届

転勤届

個人番号登録届

 

今は、労働保険の申請が出来ないがいずれこちらのほうでも申請が出来るといいです。

 

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