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東日本大震災から10年

2021年5月19日

平成23年3月11日「東北地方太平洋沖地震」から10年経ちました。

東日本大震災から10年が経ちました。

私が勤めている会社でも2015年に宮城県の石巻市を中心に社員旅行にいきました。

2015年に訪れたときには、復興さなかで、道路等を作っている状態でまだ土の状態でした。仙台空港の周辺にはかつて家がありましたが、訪れた当時には草しか生えていなくて、かつてこの場所に家が建っていたことが想像することも出来ない場所でした。空港は、騒音の問題があるので居住地から離れている場所にあると考えていたため、ガイドさんが説明してくれなかったら分からなかったです。

鹿児島空港、熊本空港は割と市街地から離れています。大阪空港や羽田空港は割と都会に近いところにあります。
(自分が乗った飛行場で市街地から遠いなぁと思ったところ)

 

ときどき写真をみて思い返すことがあります。

大阪を発つときは、みんなでわいわい言っていましたが、現地に行くと雰囲気がかわりました。津波の脅威に驚くばかりです。

仙台空港 青い線まで水に浸かったそうです。2015年9月撮影

お世話になった仙台バス

仙台空港から閖上地区の間 2015年9月撮影

 

閖上中学校 2015年9月撮影

 

松島にて

小型船を借りて遊覧、五大堂、お昼は利休で

 

 

ちょうど、この年、女川駅が新しくなりました。3階は展望台になっています。そしてこの駅の近くに商店街が出来る予定になっています。
訪問当時は、まだ工事中でした。この写真だけみるときれいになっていますが、交番の周りはフェンスが張ってあり近くまで行けない状態でした。

女川町 きぼうのかね商店街 (移転前最後の年度でした)

どの場所に行こうと思っていた時に、インターネットで調べていた時に、女川にある商店を紹介するポスターを見てここに決めました。
あと最近知ったのですが、女川町は私が良く利用する総菜屋ととっても関係があったのです。

それは、ここの「銀鮭」です。

この咲菜で使われている銀鮭は、女川町産の養殖ですが、おいしいです。主に「ノリ鮭弁当」を注文するときに入っています。
何気なく食材の紹介パンフレットを見たら女川産であることが書かれていました。
とてもおいしい弁当です。

鮭「宮城県石巻女川産銀鮭」

国産で安定供給が可能なものを探し求めて辿り着いたのが宮城県石巻女川地域沿岸で養殖されている銀鮭でした。
栄養成分が豊富かつ綺麗な水の海で3キロ前後まで成長した鮭を水揚げし、専門の工場で切り身にしています。
味付けは、塩水に漬け込み塩加減を調整します。
日持ちや色味を向上させるための酸化防止剤は添加しません。
鮮度の良い状態で下処理、凍結しきちんと御温度管理をして流通・保管すれば、銀鮭本来の綺麗な色味と美味しさは保てます。

咲菜の食材辞典より

 

最後の訪問先が、門脇小学校と日和山です。

ものすごく、ダンプが通ったり舗装をしていて砂ぼこりが出ていてまだまだこれから町が発展していくんだと思いました。
日和山から見る景色は海側と山側では全然違っていました。海側は建物がほぼないように見えました。

 

そして、仙台を後に北海道へ

太平洋フェリーに乗って苫小牧まで行きました。

東北での行程表はこんな感じです。緩い感じで書いています。

8時頃 関西国際空港
10時00分頃 仙台空港着
貸切バス(仙台バス)とバスガイドをつけて、閖上地区 車窓
11時30分頃 松島地区
お昼 利休 牛タン
女川駅周辺
仮設商店街「きぼうのかね商店街」
門脇小学校と日和山
18時頃 仙台港

幹事(私)は、めちゃ細かく案を練っていましたが、大まかに書いています。
バスを降りたところは、松島地区、女川駅、きぼうのかね商店街、旧門脇小学校、日和山公園、高速のSAです。
あとは、バス内でガイドさんの震災のことを聞いていました。

訪れたところで、現在の状況は

女川駅は、2015年3月にオープン

そして、「きぼうのかね商店街」は仮設商店街の役目が終りました。

旧門脇小学校や旧大川小学校は震災遺構として残すことが決定

名取市は、仙台空港がある市ですが、2020年3月30日に復興達成宣言をしました。(インフラ整備は完了)

もし、次に行く機会があれば2泊3日で東北(宮城、岩手、山形、福島)で訪れたいです。

 

寄付について

個人の方が義援金等を寄付した場合

「特定寄付金」に該当する義援金であれば寄付金控除の対象となり、次の算式で計算した金額が所得の金額から控除されることになります。

⇒ (その年中に支出した特定寄付金の額の合計額)-2,000円=寄付金控除の対象額

※特定寄付金の合計額は所得金額の40%相当額が限度です。

 

法人が義援金等を寄付した場合

その義援金が「国等に対する寄付金」「指定寄付金」に該当するものであれば寄付金控除の対象となります。

⇒ 全額が損金算入となります。

 

東日本大震災の寄付金の推移

なかなか義援金の思いは続かない。

私も、寄付をしたのは平成23年、24年のみでした。平成27年は事務所の慰安旅行で訪れました。
次から次へと災害があり大変な思いをしている人が多いです。

宮城県 年度別の義援金受付状況 (単位:円)
団体等受付分 宮城県受付分 全体
H23年度 172,387,675,230 25,032,850,134 197,420,525,364
H24年度 4,913,097,018 975,768,568 5,888,865,586
H25年度 3,132,730,000 460,359,865 3,593,089,865
H26年度 4,520,402,723 308,685,768 4,829,088,491
H27年度 1,376,412,569 136,875,658 1,513,288,227
H28年度 1,086,154,596 100,596,893 1,186,751,489
H29年度 749,032,536 101,295,795 850,328,331
H30年度 589,947,604 78,989,722 668,937,326
R1年度 669,116,078 73,550,902 742,666,980
合計 189,424,568,354 27,268,973,305 216,693,541,659

※団体等受付分・・・日本赤十字社、中央共同募金会、日本放送協会、NHK厚生文化事業団、内閣府受付分

宮城県のHPより 東日本大震災に係る技建金の受付状況及び配分について

令和1年度は、水害があったために寄付した人が多かったと予測しています。私も水害があった「いわき市」に10月23日に寄付していました。
(台風19号)

 

 

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